ヤマハオフロード車の先駆的モデルDT-1

ヤマハのオフロード車の先駆的モデルがDT-1だろう。

前身は、ヤマハトレール100。オンロードモデルのマフラーをアップしただけのスクランブラ―マシンなのだがアメリカではとても好評だった。

このことから、ヤマハもオフロード専用マシンの開発に取り組んだのだが、先に活躍していたオンロードレースで
250cc2スト2気筒エンジンでGPチャンピオンになったことからオフロードも2スト2気筒エンジンで開発が進められたのだ。

市販車に先立ち、レース用のモトックロッサーが開発され実戦のレースに投入。直線は、バカ速いいのだが、タイトターンや水分を含んだ泥だらけのコースとなるとトルク不足なのかどうしてもライバルよりも遅くなってしまう。

ヤマハは、カワサキやスズキの2スト単気筒に倣ってツインエンジンをすて2スト単気筒エンジンを載せて開発に力を注いだのだ。

YX26は、ヤマハ発となる2スト単気筒モトクロッサー。デビュー戦でいきなりの優勝を決めたワークスマシンは、やがてDT-1として公道に躍り出たのだ。

ヤマハが、対米に輸出していた台数は約4000台。DT-1が、人気となると見込んで12000台輸出したが、飛ぶように売れて品薄状態になってしまった。

DTのDはダートではなく、排気量のDで、Tはトレイル。ヤマハ発の250ccトレイルバイクだからDT-1なのだ。

DT-1発売された頃のモトクロスレースの写真をみると2/3くらいはDT-1の白タンクが見える。爆発的な人気だったのだろう。